宮城大学 デザインスタディセンター
ビジョンのプロトタイピング
実施: 宮城大学
2020

協力

2020年、宮城大学にデザイン研究棟がオープンし、大学内のデザイン領域の研究室や設備などが集約され「デザインスタディセンター」というプロジェクトが発足しました。このプロジェクトは大学内外の知を統合し、これからの時代のデザインを作り出していく場であり、新しいデザインのプラットフォームになる活動拠点です。鹿野研究室ではこの取り組みの始動をイメージした、ビジョンのプロトタイプムービーを制作しました。
ビジュアルコンセプト

この映像はまだデザイン研究棟が建設中に作成されました。したがって建物自体を紹介するものではなく、デザインスタディセンターという無形のプロジェクトに内包されている理念や未来を視覚化することを心がけました。

これまでの準備期間中に語り合った言葉を、抽象的なビジュアルとして具現化し、これからセンターに起こりうるアクティビティをダイナミックな「動き」として表現しています。

メタファー表現

ほぼ全てのカットのビジュアルはコンセプトである「集約」「統合」「構造化」「波及」といった考え方を、単純な図形や動きの組み合わせで表現しています。これらの表現は、当研究室の研究テーマの一つでもある「メタファー」を用いており、言葉だけでは伝えにくいイメージを非言語コミュニケーションによって伝えることを目標にしています。

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