デザインコンセプト
宮城県が掲げている5本の柱とSDGsの17つのゴールをモチーフとしました。カラフルな要素が整然と並ぶ様子は、県民が多様性を認め合いながら連携し、力強く目標に向かっていく未来をイメージしています。(港 加帆)
参加学生(価値創造デザイン学類3年生)
葛⻄ 伊織
⼩関 克也
⼩林 来夢
佐藤 菜乃⾹
鈴⽊ 七奈
港 加帆
⼋巻 春⾹
アイデア発想のための理解
このデザインプロセスの中で重要だったのは、宮城県が掲げているビジョンの深い理解でした。その理解の中で見出されたのは、宮城県が直面している、産業や子育て、地域社会づくりや県土づくりなど様々な課題と、県民から求められるこれからの暮らしのあり方でした。
また、このプロジェクトは「教育」と「実践」の両方を重要視しているデザインプロセスも特徴です。依頼を受けたものを学生が単に提案するという、短絡的な地域連携にならないよう、下記の両側面を重視して進めました。
1.教育的側面
県庁のスタッフと、学生たちが何度もディスカッションする機会を設け、地域の課題を深く理解した上でアイデアを検討する
2.実践的側面
プロのグラフィックデザイナーから「自治体とデザイン」をテーマとしたレクチャーを交えながら、表現を社会実装する