デジタル地球儀を用いた情報伝達
デジタル地球儀を用いた情報伝達
アプリケーションのトータルデザイン
柴田莉央/酒井綾菜
東北工業大学
2014 年度
インターネットで情報を発信する際に未だ平面的なレイアウトが多く用いられている。例として挙げられるのはスライド式で行われるプレゼンテーションやWEB上のあらゆるサービスだ。平面的であるが故の分かりやすさはあるが、奥行きのあるものでの情報発信の可能性を追求してみたい。奥行きのあるツールを開発すれば、連続的な情報のつながりだけではなく、情報と情報の新しいつながりや関連性が見出せる可能性があると考えた。環境や文化などあらゆる情報の源である「地球」そのものに情報を配置することで、立体的に情報を発信、伝達できるのではないだろうか。そこで仮想空間において、情報を配置した地球儀を作成し、情報発信や共有に使用するためのアプリケーションを考えた。当アプリは制作するだけではなく、作った地球儀を世界に発信できるように独自のSNS要素を含んだものとする。よってグローバルな視点から世界の情報を見渡せるほか、地球を俯瞰した意識を生み出せる。このアプリにより地球を舞台とした、新たなコミュニケーションのあり方、プレゼンテーションとしての活用、ビジネスや教育の場での発想や創造性を生み出すきっかけとなることを狙いとする。
UIサービスツール

教員からのコメント

デジタルな地球儀をテーマとした情報伝達ツールのデザイン。プレゼンテーションやコミュニケーションに役立てられるよう、高い汎用性を目標としたWEBサービスの提案です。情報を平面的なつながりではなく、地球儀の上に立体的に展開することによって、新しい情報の関係性を見出すことを狙いました。二人の共同作業でプロモーションからプロトタイプまで制作しています。

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