買える動画アプリ「CAEL」
プロダクトプレイスメントを活用した不快感を与ないネット広告の考案
成塚雅樹
宮城大学
2019 年度
デジタルシフトの影響で広告市場は変化しており、ネット広告費は年々増加しています。近年、目にすることが増えたインストリーム広告もネット広告の一つです。インストリーム広告は再生している動画の画面全体に動画が再生されるため、一度に伝えられる情報量が多く広告の認知拡大に有効です。しかし、ユーザーに不快感を与え離脱率を増加させてしまう恐れがあります。この問題を解決し、「ユーザー体験と広告効果」の向上を両立させる広告モデル及び、サービスを考案することが本研究の目的です。
UIサービス映像

教員からのコメント

コンテンツと広告を一体化させるという難題に挑んだ意欲的な研究。プロダクトリプレースメントやステルスマーケティングなど、広告の手法がコンテンツそのものに影響を与える時代に、広告はどうあるべきなのか?この研究では、映像自体をECプラットフォーム化するという仮説。Yotuberが商品をオススメするかのように、映像作品自体に購入の動機付けを付与できるかどうか、まだ未知数な面もある。しかし、売り手と買い手が楽しみながら市場を形成できる可能性を秘めている。

SNSを活用したユーザーリサーチや、ビジネスモデルの考案、プロトタイプ、プロモーション映像まで。領域を横断しつつまとめ上げた研究。

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