誰でもすぐにプロジェクションマッピング
投影面を入力値としたCG映像自動生成システムの制作
阿部咲良
宮城大学
2019 年度
プロジェクションマッピングを行う際には、ツールを扱う技術や知識、動画を作成し書き出すという時間的コストが求められます。ホビー用途や小規模なエンタテイメント用途で行う場合でも気軽に扱うことが難しいものです。 本研究ではそれら問題を解決した、投影面を自動認識しさらに映像を自動で生成するシステムの制作を行います。自ら投影面にあわせることや逐一動画を書き出すということがなくなり、簡易的なプロジェクションマッピングを手軽に行うことができるようになります。
インスタレーション映像

教員からのコメント

先輩の研究を引き継ぎながらも、より実践的に表現と技術の実装に取り組んだ研究。Pythonによる画像認識の結果をOSC送信し、Unreal Engineでそのデータをもとに3DCGとして表現するというシステムが特徴的。大量の3Dモデルの同時表示にも対応し、様々なカスタマイズに対応するためのUIもゲームエンジンを適切に活用している。

研究の進捗を毎日教員に共有するという、地道なステップの繰り返しにより完成した研究。システム設計と表現の関係について多くの学びがあったように思う。

メニュー