映像がもたらす病室でのコミュニケーション
入院児を支援するためのメディアの活用
コミュニケーションを促進するためのインタラクティブ映像のデザイン
小林真由
宮城大学
2018 年度
小児科特有の問題点として、入院生活での寂しさよるストレス、治療への不安や恐怖、行動制限により1人の世界に閉じこもりがちになってしまうなどの課題が存在する。そこで、これらの課題をデジタルデバイスの開発によって解決するという、宮城県産業技術総合センターとの共同研究に参加。天井にインタラクティブな空間を作り出す「モバイルプロジェクター」の開発を進めた。本研究では、入院児の自律的な入院生活をサポートできるような、映像コンテンツ製作を行った。映像には天井にある形状を認識するシステムを使用し、投影する場所の天井に合わせたコンテンツが再生される仕組みを取り入れている。見る度に変わる映像を投影でき、病室を楽しい空間に変える。又、展開を想像しながら一緒に見ている大人との会話を促進できるような内容を目指し、1つのコンテンツとして製作した。
インスタレーションデバイス地域映像

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